【施術クリニック】東京、横浜、名古屋、大阪

特徴

上口唇短縮手術の特徴

鼻の下が長いと、顔が間延びして見えたり、老けた印象を与えてしまいます。これを改善するのが、『上口唇短縮手術』。上口唇リフトやリップリフト、人中短縮術とも呼ばれる方法で、鼻の下の余分な皮膚を切除して縫合するため、確実に鼻の下を短くする効果があります。しかし、この手術には様々なリスクを伴うという特徴もあり、充分に理解した上で決断することが大切です。

鼻と唇の境目の皮膚を切除して縫い合わせる 上口唇が引き上がるため、鼻の下が短くなる

特別な大きなリスクがない手術なら、鼻先や鼻柱を下にさげて鼻の下を短くみせることができる『耳介軟骨移植(鼻先を出す)』や『鼻中隔延長(鼻先を大きく下方に延ばす)』などもあります。

また、根本的に治すなら『LefortⅠ骨切り』と言われている骨切りの手術があります。鼻の下が長い人の原因のほとんどが、骨格的に中顔面が長いことによるもの。中顔面の骨をダルマ落としのように中抜きし、上下の骨をプレートで固定して短縮します。この手術を行う場合は、手術前後の数年間に渡る歯科矯正治療や約1ヶ月間の入院と術後の顎間固定が必要とされ、リスクが高い手術です。一般的には本来は顎変形症という病気の方に健康保険で行う手術のため、美容目的で行うことはほとんどありません。

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この施術の料金とリスク・副作用・合併症について

料金

鼻の下を短く(上口唇短縮手術、上口唇リフト、リップリフト、人中短縮術)

¥350,000 【東京、横浜、名古屋、大阪】

リスク・副作用・合併症

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きちんと知ってほしい。上口唇短縮手術のリスク

1傷跡が目立ちやすい

鼻と唇の境目は元々傷が赤く盛り上がったり、ケロイド状になりやすい部位。手術で唇を引き上げることで傷跡に緊張がかかるため、傷跡の幅が広がって赤く盛り上がった肥厚性瘢痕やケロイドになりやすい。
特にケロイド体質の人がこの手術をすると、傷跡がかなり目立つことがあります。

2鼻の穴が下に伸びて大きく目立つ

余分な皮膚を切除して唇を引き上げた分、鼻柱の付け根と小鼻の付け根が下に引っ張られ、鼻の穴が縦に広がって大きくなりやすい。
正面から見たときに鼻の穴が目立ち、いわゆるブタ鼻のような状態になることもある。

最近の若い患者様は正面から見て鼻の穴が見えることを嫌う傾向がありますが、この施術は正面から見て鼻の穴が目立ちます。
正面から見た時に鼻の穴が見えることを避けたい方には、この手術は向きません。

3ガミースマイルになりやすい

上口唇が引き上がるため、笑ったときに歯茎が見えるガミースマイルになりやすい。
鼻の下が長い人は元々ガミースマイルであることが多く、この手術をするとさらに症状が悪化する可能性があります。

3修正が難しい

この手術は、手術後に傷跡や鼻の穴が目立ったり、ひどいガミースマイルになっても、修正することがほとんどできません。(術後の仕上がりが気に入らなくても、元に戻すことはできません)

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鼻の下が長いけれど、上口唇短縮手術(リップリフト)をしたくない方へ

様々なリスクが考えられる「上口唇短縮術」。もし大きな問題が出てしまったら、元に戻すことはできず、一生その顔で生きていかなければいけません。
そこで当院がファーストチョイスの治療方法として提案しているのが、『耳介軟骨移植』です。『耳介軟骨移植』は鼻柱に耳介軟骨移植を移植することで鼻柱を下にさげ、鼻の下を短く見せる手術です。物理的に鼻の下を短くするのではないため、上口唇短縮術に比べると鼻の下を短く見せる効果は劣りますが、「上口唇短縮術」ほど大きなリスクはありません。

【側面】

鼻先と鼻柱基部(鼻柱の付け根)に耳介軟骨移植をした症例

Before After(2ヶ月後)

【正面】

耳の穴の中や耳の裏側などから耳介軟骨を採取。
採取した耳介軟骨を鼻の穴の内側から鼻柱の先端に移植することで、鼻柱が下に下がるため、鼻の下が短く見える。
Before After
鼻柱に耳介軟骨移植を行った症例。
鼻先が下に下がったため、相対的に鼻の下が短く見えるようになった。

この症例写真の料金とリスク・副作用・合併症について

料金

耳介軟骨移植(鼻先を出す)

¥350,000 【東京、横浜、名古屋、大阪】

リスク・副作用・合併症

【耳介軟骨の採取部位】

耳介軟骨は耳の穴の中や耳の裏側から切開して採るので、傷跡は目立ちません。

【耳介軟骨移植のメリット】

  • 傷跡は鼻の穴の中と耳の穴の中または耳の裏なので、目立つ心配がない。
  • 鼻の穴が縦長に大きくなって正面から目立つ心配がない。むしろ、鼻先が下がることでブタ鼻が改善されることもある。
  • 上口唇に影響しないため、ガミースマイルになる・悪化する心配がない。

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このような方に向いています

  • 半永久的に効果のある方法を探している
  • 傷跡が残っても鼻下を短くしたい

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症例のご紹介

■上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真
Before After(6ヶ月後)
Before After(6ヶ月後)
Before After(6ヶ月後)
Before After(6ヶ月後)
Before After(6ヶ月後)
Before After(6ヶ月後)
高須幹弥医師からのコメント

20代女性の患者様で、鼻の下が長いのを改善したいというご要望でした。
診察させていただいたところ、日本人女性の平均的な鼻の下の長さに比べるとやや長めではありました。
鼻の下が長くなる原因としては、
①骨格的に上顎の縦の長さが長い
②骨格的に上顎が前方に出ている(突出している)
③骨格的に上顎の縦の長さが長く、前方にも出ている(①と②の両方)
④鼻の下の白唇(唇の肌色の部分)から赤唇(唇の赤色の部分)が縦に長い(軟部組織的な問題)
などがありますが、ほとんどの人はこれら全てが複合的に重なっていることが多いです。
この患者様の場合も、やや上顎が骨格的に縦に長く、やや前方に突出しており、軟部組織的に物理的に鼻の下が長いという状態でした。
このような人に対して、根本的に治して、鼻から口にかけて黄金比率のバランスにする場合、Lefort(ルフォー)Ⅰ型骨切り手術で上顎の骨を中抜きしてプレートで固定し、それで変化した上顎の咬合面(噛み合わせ)に合わせるようにSSRO(下顎枝矢状分割)で下顎の骨も骨切りし、長時間顎間固定をする必要があります。
しかし、その手術だけを行うと、相対的に上唇の軟部組織が余るため、骨切り手術をして6ヶ月以上経過して完全に腫れがひいてから上口唇リフトをすることになります。
実際、現実的に美容目的でそこまで大掛かりな手術をすることは通常ありません。
この患者様もそこまでの大掛かりな手術をする気はなく、上口唇リフト(リップリフト、人中短縮手術)を希望されていたので、上口唇リフトをすることになりました。
なるべく傷跡が目立たないように、鼻翼基から鼻の穴の中、鼻柱基部を通る切開線で行い、最大幅約4mmで皮膚を切除し、一部余分な口輪筋を含めて切除して、丁寧に縫合しました。
手術後は、手術前に比べて確実に鼻の下が短くなりました。
また、上唇が頭側に引っ張られることにより、上唇の赤い部分が見える面積が広がりました。
手術前に目立っていた人中(鼻の下の窪んでいる溝の部分のこと)も、鼻の下が短くなったことにより目立たなくなりました。

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料金

鼻の下を短く(上口唇短縮手術、上口唇リフト、リップリフト、人中短縮術)

¥350,000 【東京、横浜、名古屋、大阪】

リスク・副作用・合併症

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術後の注意事項・アフターケア

施術時間 約30分
術後の通院 1回
術後の腫れ 強い腫れは約7日(個人差あり)
カウンセリング当日の治療 可能(予約状況などにもよります)
入院の必要性 なし
麻酔 局所麻酔
シャワー 創部を激しくぬらさなければ、当日より可能
洗髪 創部を激しくぬらさなければ、当日より可能
メイク 直後より可能
■術後の施術部位への負荷について

術後は、しばらく鼻に強い外力が加わらないようにしていただく必要があります。
特に手術後1週間は手術部位や傷跡が不安定な状態であるため、うつ伏せで寝ると、鼻に強い外力が加わり、負担がかかってしまう可能性があるので、注意していただく必要があります。一番良いのは、寝ている間ずっと仰向けでいることなのですが、ずっと仰向けでいるのが難しかったら、鼻に外力が加わらなければ、多少横向きになっても構いません。
また、手術後1週間の間は、うつ伏せ寝以外にも、子供に鼻を叩かれたり、ぶつかってこられないように、特に注意を要する期間でもあります。手術後1週間経過すれば、手術部位や傷跡はだいぶ落ち着いてくるので、手術後1週間の間に比べると、多少外力が加わっても問題ないことが多いのですが、念のためにうつ伏せで寝るのは避けてください。
また、子供に叩かれたり、ぶつかってこられないように注意してください(指で軽くつっつかれるくらいなら問題ないことが多いですが、なるべく注意してください)。
手術後4週間経過すれば、手術部位や傷跡はかなり落ち着いており、だいぶ安定してきているので、多少うつ伏せで寝ても大丈夫です。ただし、どんな手術でも、切開を加える鼻の手術は、完全に落ち着いて完成するのは3~6ヶ月かかります。そのため、手術後6ヶ月間は必要以上に鼻に外力が加わらないようにしましょう(多少うつ伏せで寝て大丈夫ですが、できる限りうつ伏せにならないようにするのが無難です)。
手術後6ヶ月経過すれば、手術部位や傷跡はほぼ完全に落ち着いており、完成です。もう普段通り寝ていただいて大丈夫です。常識の範囲内であれば、多少、子供に鼻を叩かれたり、ぶつかってこられても大丈夫です。

■術後の洗顔、シャンプーについて

上口唇短縮手術は、小鼻の余分な皮膚・組織を切除し、細いナイロン糸で縫合して、約1週間後(デザイン、組織の切除量、手術する医者によっては、もう少し早く抜糸することもあります)に抜糸をします。
手術当日、1日後(手術翌日)、2日後の3日間はなるべく傷跡を濡らさないようにしていただきます。洗顔する場合は、傷跡を濡らさないように、小鼻以外の部位を上手に洗ってください(洗顔料、洗顔フォーム、石鹸を使っていただいてかまいません)。かといって、絶対に傷跡を濡らしてはいけないとか、傷跡を濡らすと取り返しがつかないことになるというわけではありません。もし、傷跡が濡れてしまったら、綺麗なティッシュペーパーやタオルなどで軽く拭き取っていただけば大丈夫です。傷跡に洗顔フォームがついてしまったら、水で軽くすすぐか、濡れタオルなどで拭き取っていただけば大丈夫です。シャンプーで洗髪する場合も同じで、なるべく傷跡に泡がつかないように上手に洗ってください。傷跡に泡がついてしまっても、水で軽くすすぐか、濡れタオルなどで拭き取っていただけば大丈夫です。
手術をして3日後には、縫合した傷口はほとんどくっついているので、多少傷に水がついても大丈夫です。傷跡をゴシゴシ強く擦ったりしなければ、傷跡を含め、小鼻周囲をを軽く洗っていただいても大丈夫です。洗顔した後も、洗髪した後も、傷跡に泡が残らないように、綺麗にすすいでください。
抜糸をした後は、傷跡を含め、ほとんど普通に小鼻を洗っていただいて大丈夫です(抜糸した翌日から傷跡を含め、小鼻周囲のメイク、化粧をしていただいて大丈夫です)。
ただし、手術して1ヶ月くらいは、傷跡に負担がかかるのは良くないので、強い力でゴシゴシ小鼻を擦るのはやめ、軽く指の腹で擦るくらいにしましょう。

■術後の入浴について

切開する手術であるため、術後早期に身体が温まると、血流が良くなり過ぎて、腫れが強く出ることがあります。特に手術を受けて24時間の間は、血流が良くなると、傷口から出血してくることもあるので、注意が必要です。
そのため、手術を受けた当日の夜は、湯船に浸からず、軽く首から下にシャワーを浴びるくらいにしておくのが無難です。どうしても湯船に浸かりたい場合は、身体が温まらない程度のぬるま湯にし、首から下あるいは下半身浴で、短時間(1~3分程度)に済ませるのが無難です。
手術後1日目(手術翌日)になると、血流が良くなることによって傷口から出血するリスクは低くなりますが、それでも血流が良くなれば腫れが強く出てしまうことがあるので、やはり、手術後2日目くらいまでの間は、手術当日と同じように、首から下のシャワーだけにするか短時間のぬるま湯の首から下入浴か下半身浴にするのが良いです。
手術後3日目くらいになると、腫れが引き始め、血流が良くなることによって更に腫れるリスクは低くなりますが、それでも極端に身体が温まって血流が良くなれば腫れが強く出てくることはあるので、やはり、ぬるま湯での首から下入浴か下半身浴程度にし、熱いお湯に浸かるのは手術後6日目くらいまではやめましょう。
手術後7日目にもなると、血流が良くなることにより更に腫れが強く出ることはまずないので、もう普通に入浴していただいて大丈夫です。
サウナや岩盤浴に関しても、手術後7日目からある程度可能ではありますが、あまりにも身体が温まり過ぎると、痛みや腫れが強くなることがあるので、異常を感じるようでしたら、無理しないで中止してください。
手術後28日目以降になると、創部はかなり落ち着いているため、普段通りにサウナ浴や岩盤浴をしても問題ない可能性が高いですが、やはり、創部に異常を感じるようでしたら無理をしないでください。

■術後の運動について

切開する手術であるため、術後早期に激しい運動をすると、血流が良くなりすぎて、腫れが強く出ることがあります。
特に手術後24時間の間は、身体が温まって血流が良くなることによって腫れが強く出やすいため、必要以上に身体を動かさないようにしましょう。
手術後1日目(手術翌日)から手術後3日目くらいまでの間は、家から駅まで歩いたり、コンビニに買い物に行くくらいのことは問題がない可能性が高いですが、無理して必要以上に身体を動かすと、血流が良くなることによって腫れが強く出ることがあるので、やめてください。
手術後4日目~6日目くらいになると、血流が良くなることによって腫れが強く出るリスクは低くなりますが、それでも念のために、積極的に運動するのはやめておいたほうが無難です。
手術後7日目以降になると、ウォーキング、ジョギング、エアロビクス、筋力トレーニングなどの運動は徐々に始めていっても大丈夫ですが、身体を動かすことによって、創部に痛みを感じたり、違和感を感じるようでしたら、無理をせず、運動を中止してください。
手術後14日目以降になると、かなり創部の状態は落ち着いているため、激しい筋力トレーニングやエアロビクスをしたり、プールで激しく泳いだりしても問題がないことが多いですが、それでも創部に痛みを感じたり違和感を感じるならば、無理をしないでください。
手術後28日目以降になると、更に創部の状態は落ち着いているため、激しい運動をしても創部に異常を感じることはほとんどないことが多いです。

■術後のエステ・自宅で行う顔のマッサージの注意点

鼻の周囲(特に手術部位)は、1ヶ月マッサージしないようにしてください。
鼻の周囲以外の、頬、顎、フェイスラインなどの部位は、手術当日からしていただいても大丈夫です。

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リスク・副作用・合併症について

■手術後に処方する抗生剤や痛み止めなどの内服薬のアレルギーの可能性について

高須クリニックでは、手術後に、抗生剤や痛み止めなどの内服薬を処方させていただいています。

非常に稀にですが、これらの内服薬を飲むとアレルギーを起こす方がいらっしゃいます。

もし、これらの内服薬を飲んだ後に、発疹(薬疹)、顔面浮腫(顔が強く腫れて浮腫んだ状態になります)喘息様症状、呼吸困難などの症状が現れたら、それらの薬の内服は中止していただく必要があります。

そのことは手術後に患者様にお伝えするようにしているのですが、時々、患者の自己判断で、アレルギー症状が出ても、「薬を飲まないと不安だから」という理由で内服を継続されてしまう方がいらっしゃいます。

その場合、非常に危険なので、アレルギー症状が出た場合は、必ず処方された薬を中断してください。

以下に処方する薬について詳しく説明させていただきます。

〈痛み止めについて〉

痛み止めに関しては、ロキソプロフェンNaの内服薬(ロキソプロフェン錠)やボルタレン座薬を処方することが多いですが、アスピリン喘息の方や、過去にNSAIDsでアレルギーが出たことのある方が、ロキソプロフェン錠やボルタレン座薬を使用すると、喘息症状やアレルギー症状が出る可能性があります。

そのため、そのような方には、ロキソプロフェン錠やボルタレン座薬は処方せず、代わりにカロナール錠(アセトアミノフェン)を処方させていただくことがあります。

カロナール錠は、15歳未満の患者様で手術後に痛み止めが必要な場合に、担当の医師の裁量でお出しさせていただくこともあります(インフルエンザ脳症、ライ症候群予防のため)。

カロナール錠(アセトアミノフェン)は、ロキソプロフェンやボルタレンなどのNSAIDsとは異なる種類の非ピリン系の内服薬です。

ロキソプロフェンよりも穏やかな作用であり、炎症を抑える作用が弱く、鎮痛作用、解熱作用も比較的弱いですが、NSAIDsでアレルギー症状が出る人に対しては、比較的安全性が高いです。

〈抗生剤について〉

高須クリニックでは、術後の抗生剤に、フロモックスなどのセフェム系抗生剤、アモキシシリン、アモペニキシンなどのペニシリン系抗生剤を投与することが多いです。

これらの薬でアレルギーがでたことがある人は、テトラサイクリン系のミノマイシン、ミノトーワなどに替えることがあります。

このように、過去に抗生剤で薬疹や粘膜浮腫、顔面浮腫などのアレルギー症状がでたことがある人は、抗生剤の種類を替えて処方することができますが、何の薬でアレルギーが出たかわからない人や、薬を替えても抗生剤を飲みたくない人は、無理して飲む必要はないので、その場合は抗生剤は処方致しません。

〈何故、手術後に抗生剤を飲まなくても大丈夫なのか?〉

高須クリニックでは、昔から、手術後に抗生剤(抗生物質)の内服薬(飲み薬)を処方しています。

二重まぶた埋没法、切開法、目頭切開などの目元の手術、シリコンプロテーゼ、小鼻縮小などの鼻の手術、顎のシリコンプロテーゼ、フェイスリフト、豊胸手術など、ほとんどの手術で術後に3~5日間程度抗生剤を処方しています。

手術中、手術後に抗生剤を投与するのは、「術中感染、術後感染の予防投与」といい、術後に創部に感染症が起こらないようにするためのものとされ、日本では昔から様々な手術で投与されてきました。

外科、心臓外科、整形外科、形成外科、耳鼻科などの科でも、手術後に抗生剤の点滴を何日間もしたり、内服薬の投与もすることが多いです。

昔からこれだけ色々な科で、手術後にたくさんの抗生剤が投与されていると、

「手術後の感染症を予防するための抗生剤投与は重要なことなんだなあ」

と思う人が多いと思いますが、実際には、美容外科や形成外科の手術に関して、「手術後に抗生剤を投与すると感染症が予防できる」というエビデンスはありません。

要するに、「手術後に抗生剤を投与すると、手術後に抗生剤を投与しなかった場合に比べて、感染症の発生率に有意差があった」という明らかなデータはないということです。

では何故、日本では昔からこんなにもたくさん手術後に抗生剤が投与されていたかというと、それは健康保険の仕組みと、病院と製薬会社のしがらみによるからです。

健康保険で診察、治療する場合、一部の例外を除くと、治療をすればするだけ保険点数は加算され、病院の収益になります。

患者さんが軽い風邪で来院されても、解熱剤、咳止め、去痰剤、抗生剤などの薬をたくさん処方することによって利益をあげます。

本来、ウィルス性の風邪に抗生剤は無効なのですが、「細菌の二次感染の予防のための予防投与」という建前で処方します。

手術をした後も、「術後感染の予防」という建前で、抗生剤の点滴や内服薬の投与を長期間行い、保険点数を増やし、利益をあげます。

しかし、必要のない薬であっても、医学的知識の乏しい患者様にとっては、どの薬が必要でどの薬が必要でないなんてことはわからないし、医者が必要と言えば必要なんだと思ってしまいます

現在、世界では、術後に抗生剤を投与することによって感染症を予防できるというエビデンスがないことから、「抗生剤を投与する場合は手術から24時間以内が望ましい」という指針がメジャーであり、整形外科の人工関節の手術や心臓外科の手術などの感染ハイリスクの手術でのみ24時間以内までに抗生剤を投与し、それ以降は投与しないのが主流です。

〈抗生剤には様々な副作用、リスクがある〉

保険診療で、医者が患者様に抗生剤を必要以上にたくさん処方しても、患者様は医学の知識が乏しいため、何も文句は言いません。

中には、「たくさん薬を出してくれた。医者に大切にされてるのでありがたい」と喜んでしまう患者様もいらっしゃいます。

むしろ、軽い風邪で受診した患者様に対して医者が、「解熱剤も抗生剤も必要ないのでお出ししません」「水分をしっかり摂ってお家で安静にしてるだけで治りますよ」と言って、診察だけして何も薬を出さないと、「あそこの医者は何も薬を出してくれなかった!」と怒ってしまう患者様もいらっしゃいます

しかし、抗生剤には様々なリスク、副作用があります。

どんな抗生剤でも、体質によっては必ずアレルギーがでる可能性があり、全身に薬疹がでたり、口の中や気道の粘膜が腫れて、呼吸困難になったり、アナフィラキシーショックで死亡する可能性もあります。

抗生剤の内服をすることにより、胃の粘膜が荒れて、胃炎になることもあります。

抗生剤によって、腸の中の腸内細菌が死んでしまい、悪玉菌が増えることにより、お腹の調子が悪くなって、下痢をしたり、便秘になることがあります。

抗生剤によって、皮膚の常在菌が死んでしまい、代わりに他の微生物が増えることにより肌が荒れたり、ニキビができたり、真菌症になって、カンジダ症やインキンタムシになることもあります。

抗生剤を長期間投与し続けることにより、身体の中で抗生剤の効かない耐性菌が増えてしまい、将来、何らかの感染症を起こし、本当に抗生剤治療が必要になったときに、抗生剤が効かない身体になっていることもあります。

健康保険で必要のない抗生剤を投与しても、患者様にとっては百害あって一利なしであり、得をするのは病院と製薬会社だけです

とはいえ、日本には薬神話というものがあり、患者様が病院に行けば、医者が薬を出してくれるのが習慣であり、薬を出さないで正しいことをする医者が少数派になってしまうのが現状です。

医者や看護師などの医療従事者達も、常に勉強して新しい知識を頭に入れ、何が正しくて何が間違っているか理屈でものを考える頭の人は、必要でない抗生剤を処方しないことを理解しますが、理屈でものを考えないで、昔から習慣的にやっていることや周りの人達がやっていることが正しいとだけ考えている頭の人は、未だに術後の抗生剤投与は絶対に必要だと考えています。

もし、美容整形手術の術後の抗生剤を処方しないと、患者様によっては、

なんでここのクリニックでは術後に抗生剤を出してくれないのですか!?

○○クリニックで手術したときは術後に抗生剤を出してくれたのに、なんでここのクリニックでは出してくれないのですか!?

術後に抗生剤も出さないなんて、酷い扱いですね!

と、怒ってしまう患者も多くいらっしゃると思います。

そのため、高須クリニックでは術後に最低限の抗生剤を処方しておりますが、もしも抗生剤を飲むことを望まない患者様がいらっしゃれば、医師にお伝えください

■仕上がりにわずかな左右差が生じる可能性について

上口唇リフトのリスク、副作用に、仕上がりにわずかな左右差が生じる可能性というものがあります。

そもそも、人間の顔は必ず左右非対称にできています。

鼻や唇も必ず非対称にできています。

土台の骨格には必ず非対称、歪み、曲がりがあり、それにより、鼻筋も曲がり、鼻先は左右のどちらかに向いており、小鼻の形、小鼻の付け根の位置、鼻の穴の大きさ、鼻の穴の形、鼻柱の形、鼻中隔なども必ず左右差があります。

口角の付いている位置、口角の高さ、口角の上がり具合、唇の筋肉の発達具合、唇の粘膜のボリュームなどにも多少の左右差があります。

そのため、仮に、完璧に左右対称にデザインし、完璧に左右対称の手術を行ったとしても、元の鼻や口元の土台の非対称があるため、必ずわずかな非対称は生じてしまうことになります。

また、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。

コンピューターで絵を描くように、完璧に左右対称に仕上げることは現実的、物理的に不可能です。

我々高須クリニックのドクターは、なるべく左右差が出ないようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、必ずわずかな非対称は生じることになり、コンピューターグラフィックスのような完全なシンメトリーにすることは不可能です。

■仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある可能性について

リップリフトのリスク、副作用に、仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある可能性というものがあります。

リップリフトを希望される患者様の中には、鼻の下の長さ、形、唇の厚さ、形などのデザインを非常に細かく要望される方がいらっしゃいます。

中には、憧れの芸能人などの顔の写真を見せて、「この人と同じような口元にしたい」などのようにおっしゃり、他人と全く同じ口元にしようと希望される方もいらっしゃいます。

しかし、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。

コンピューターで絵を描くように、何でも自由自在に形を変えることは現実的、物理的に不可能です。

また、鼻や口元の構造は、人によって千差万別であり、鼻のついている位置、鼻の骨や軟骨の構造、口元の形、口元の出具合、口元の皮膚の厚み、口元の脂肪のつき具合、骨格、歯並び、鼻翼の形、大きさなど、必ず解剖学的な個人差があります。

土台が違うのに、表面的にリップリフトで鼻の下を短くしても、他人と全く同じ口元を作ることは、やはり現実的、物理的に不可能です。

我々高須クリニックのドクターは、なるべく患者様の希望の形に近づくようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、患者様が非常に細かいデザインを要望される場合、完璧にその通りに仕上げるのは不可能である場合が多いです。

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ドクターズボイス

高須幹弥医師

鼻の下を短くする施術として美容外科クリニックで一般的になっている「上口唇短縮手術」。難易度の高い手術ではありますが、できる限り美しい仕上がりになるように努力させていただきます。他院で上口唇短縮手術を行い、後悔して、修正目的で来院される方もよくいらっしゃるのですが、ほとんど何もできないというのが実状なのです。悩みを解消したり、より美しくなるために受ける美容整形。術後のリスクをしっかり理解した上で、よりよい方法を選択してください。

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    ※効果には個人差があります。

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